*インドネシア政府、米国によるイスラエルとの国交正常化打診を断る
記事年月 | 2021年10-12月 |
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号数 | 93 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2.東南アジア】 |
国名 | インドネシア |
トピック | |
タイトル | *インドネシア政府、米国によるイスラエルとの国交正常化打診を断る |
本文 | ブリンケン米国務長官は12月14日、ルトノ外相との会談の際、イスラエルとインドネシアの外交関係の正常化を打診した。インドネシア政府は現在もイスラエルを承認しておらず、ルトノ氏は「インドネシアはパレスチナ人とともに正義と独立のため闘い続ける」と拒否する姿勢をみせた。米国はトランプ政権時代は、キリスト教保守派が求めるイスラエルの「安全」を確保するためイスラエル寄りの中東政策を採用していた。しかし、現バイデン政権は中東域外のイスラム圏の国と対イスラエル関係の正常化を視野に入れている。そのため米国は、イスラム協力機構(OIC)などの国際組織の有力メンバーかつ世界最多のイスラム教徒人口を抱えイスラム社会への影響力が大きいインドネシアの協力を仰いだとみられる(日経12/29)。 |