*シーク教徒が抗議していた農業関連法を教祖の誕生日に撤廃
| 記事年月 | 2021年10-12月 |
|---|---|
| 号数 | 93 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3.南アジア】 |
| 国名 | ミャンマー |
| トピック | |
| タイトル | *シーク教徒が抗議していた農業関連法を教祖の誕生日に撤廃 |
| 本文 | モディ首相は11月19日、2020年9月に可決していた農産物取引の自由化を促す農業関連法を撤廃すると発表した。農民はこれまで地域の公設市場でだけ農作物の販売を許されていた。しかし、州外の市場や企業にも自由に販売できるようにすることで、農民の所得向上を当初政府は図っていた。しかし、競争の自由化に伴い、政府が農作物の公的価格を決定する「最低支持価格(MSP)」制度がなくなることが危惧され、2020年11月以降全国的な抗議デモが発生した。 住民の6割がシーク教徒でありその多くが農業従事者である西部パンジャブ州は、とりわけ抗議活動の中心を担っていた。11月19日はシーク教の教祖グル・ナーナクの誕生日であり、シーク教徒らは「誕生日プレゼントだ」と喜び、お菓子を配り、踊るなどして祝った(朝日11/20ほか)。 |