*政府と武装勢力間で一時停戦、タリバンが仲介
| 記事年月 | 2021年10-12月 |
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| 号数 | 93 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3.南アジア】 |
| 国名 | パキスタン |
| トピック | |
| タイトル | *政府と武装勢力間で一時停戦、タリバンが仲介 |
| 本文 | 政府は11月8日、最大の反政府武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」と停戦に合意したと発表した。停戦期間は1ヶ月。TTPは、アフガニスタンのタリバン同様、イスラム法(シャリア)の厳格な適用を主張する組織。2007年に結成されて以降、マララ・ユスフザイさん銃撃事件(2012年)などのテロ行為を繰り返してきた。TTP幹部によると、収監中のTTPメンバー100名の釈放と引き換えに、政府との和平協議に応じるという。この停戦合意の背景には、TTPおよびパキスタンの軍情報機関の双方と関係の深いタリバン暫定政権内相ハッカニ師が、パキスタン政府の要請を受け、TTP指導者を直接説得するなどの仲介があったとされる(朝日11/10ほか)。 |