＊ユダヤ人の入植地拡大、パレスチナ自治政府が非難
| 記事年月 | 2021年10-12月 |
|---|---|
| 号数 | 93 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4．中東・西アジア】 |
| 国名 | イスラエル |
| トピック | |
| タイトル | ＊ユダヤ人の入植地拡大、パレスチナ自治政府が非難 |
| 本文 | 政府は10月27日、占領下にあるヨルダン川西岸パレスチナ自治区にユダヤ人の住宅約3,100戸の新設を承認、国際法上で違反とされるユダヤ人入植地の拡大を決定した。この決定に対しパレスチナ自治政府は、「パレスチナ人の土地を盗み緊張をもたらす措置で、すべての人に悪影響を及ぼす」と非難した（日経10/29ほか）。また12月26日には、同じく占領下にあるシリア領ゴラン高原の入植者数を5年以内に倍増させる計画についても閣議決定した。ヨルダン川西岸やゴラン高原は、1967年の第三次中東戦争時にイスラエルが占領して以降ユダヤ人入植が進められ、現在はヨルダン川西岸には約44万人、ゴラン高原には約2万7千人のユダヤ人が居住する（読売12/28）。 |