＊教皇ヨハネ・パウロ1世の列福が決定
| 記事年月 | 2021年10-12月 |
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| 号数 | 93 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7．西ヨーロッパ】 |
| 国名 | バチカン（聖座(Holy See)） |
| トピック | |
| タイトル | ＊教皇ヨハネ・パウロ1世の列福が決定 |
| 本文 | バチカンは10月13日、尊者ヨハネ・パウロ1世の奇蹟を認定する教皇庁列聖省の教令に、教皇フランシスコが署名したと発表した。ヨハネ・パウロ1世の在任期間はわずか33日間。1978年9月28日にバチカン使徒宮殿の教皇居室棟で亡くなった。ヨハネ・パウロ1世の奇蹟として教令が筆頭に挙げたのは、アルゼンチンのブエノスアイレスの少女に起きたもの。急性脳炎を発症した少女は脳卒中と敗血症ショックに冒され、回復の望みは薄いとされていた。だが、ヨハネ・パウロ1世の取り次ぎを願って祈るよう、地元の司祭が家族や看護師らに勧めたところ、少女はその後2011年に完治した。専門家による調査委員会は、これは科学的には説明不可能であるとし、ヨハネ・パウロ1世の取り次ぎにより起きた可能性があると認定した。列福式の日取りはまだ明らかにされていない（カトリック10/31）。 |