*イスラム過激派の投稿シェア問題で最優秀バゲットの大統領府納入中止
記事年月 | 2021年10-12月 |
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号数 | 93 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7.西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
タイトル | *イスラム過激派の投稿シェア問題で最優秀バゲットの大統領府納入中止 |
本文 | 細長いフランスパン「バゲット」のコンクールで年間最優秀賞に輝いたパリ市内のパン職人が、過去にイスラム過激派の投稿をSNSでシェアしていたとして「炎上」した。このコンクールは、パリ市が1994年以降開催しているもので、最優秀賞を獲得したバゲットは大統領府に一年間納入されるのが通例になっていたが、大統領府はこの炎上事件を受けて10月4日、大統領府への1年間の納入を見合わせる方針を明かした。 問題とされたパン職人はチュニジア出身の男性で、不法移民として渡仏後、2年前にフランス国籍を取得した経歴の持ち主。男性がイスラム過激派のものとみられる反仏的な投稿を一昨年と昨年にシェアしていたことを、一部の極右支持者らが批判、それがネット上で拡散され今回の事態に至った(東京10/7)。 |