*本願寺派の総長選で異例の事態

*本願寺派の総長選で異例の事態

記事年月 2012年10月-12月
号数 57
媒体 専門紙
大分類 12月
国名 日本
トピック 中外日報
記事タイトル *本願寺派の総長選で異例の事態
本文テキスト  浄土真宗本願寺派の特別宗会が12月18日に行われ、園城義孝氏が新総長に当選したが、<異例の事態>の末の結果だった。同派の総長は、まず門主が総長候補を複数指名し、そこから宗会において選出される仕組みである。今回は前総長で宗会議員の橘正信氏と、宗会議員ではない元龍谷大学学長の神子上恵群氏が指名された。その結果、神子上恵群氏が当選し<衝撃が走った>。しかし神子上氏が辞退したため、宗法の規定により、あらためて橘氏と宗会議員の園城氏が総長候補に指名され、園城氏が当選した。なお橘氏と園城氏は同じ会派である「誓真会」に属しており、園城氏は同派会長。今回の事態について、あるベテラン宗会議員は「極めて異例の事態」であるとコメントした(20日付)。
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