*香港教区の全聖堂でミサ中止
記事年月 | 2022年1月-3月 |
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号数 | 94 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
タイトル | *香港教区の全聖堂でミサ中止 |
本文 | 香港特別行政区政府は、中国本土に倣って「ダイナミックゼロ」コロナ政策を掲げ、厳しい規制で感染拡大を阻止しようとしている。2月8日に香港教区の周守仁司教は、政府による規制に従って香港教区は一時的に全ての教会と礼拝堂での礼拝を中止すると発表した。周司祭は、政府は教会でオンラインのミサをささげることさえも禁じているとし、これほど厳しい対策をしなければならないのは初めてと嘆いた。2月27日、香港の感染者数は2万6,026人、死者83人と過去最多を更新。同日周司教は、香港教区内の40万人の信者に宛てた四旬節メッセージで、政府の対策は高齢者を物理的に隔離するもので精神的かつ心理的な健全性は低下しているとした。香港政府に対して、高齢者施設や病院で孤立している高齢者にワクチン接種などの適切な感染対策を提供するよう求めた(カトリック3/20)。 |