*外国人との婚姻に制限、イスラム教徒への人権侵害懸念
| 記事年月 | 2022年1月-3月 |
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| 号数 | 94 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | スリランカ |
| トピック | |
| タイトル | *外国人との婚姻に制限、イスラム教徒への人権侵害懸念 |
| 本文 | 1月1日、自国民と外国人の婚姻に国防省の許可を求める法令が政府によって発効された。法令は、在外国民も多い少数派のタミル人やイスラム教徒への敵意をあおり、帰国を妨げる可能性も指摘されている。また野党議員や司法関係者は人権侵害を危惧している。法令によるとスリランカ人との結婚を望む外国人は過去6ヶ月に有罪判決を受けていないという出生国当局の証明書のほか、病歴が記載された健康申告書を当局に提出しなければならない。法令は2021年10月18日付だが、公表は同年12月末。政府は法令の目的を「安全保障」の確保や外国人と結婚することで国民が薬物取引、詐欺、マネーロンダリングに関わる事態を避ける意図があるとしている(日経1/12)。 |