*内戦を背景に、フーシ派とUAE・サウジ連合軍の戦闘激化
記事年月 | 2022年1月-3月 |
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号数 | 94 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イエメン |
トピック | |
タイトル | *内戦を背景に、フーシ派とUAE・サウジ連合軍の戦闘激化 |
本文 | 1月17日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による無人機(ドローン)攻撃があり、3人が死亡、6人が負傷した(日経1/18)。これを受けたUAEは、サウジ主導の連合軍によってイエメンの首都サヌアを空爆、一般市民ら約20人が死亡した(毎日1/19)。連合軍は21日にもフーシ派の勢力下にある北部サーダ州の収容施設を空爆し、アフリカからの移民ら70人超が死亡した(毎日1/23)。また3月25日にはサウジ西部ジッダにある石油施設がフーシ派の攻撃を受け炎上、翌26日に連合軍は再びサヌアや西部の港湾都市ホデイダへの空爆を行った。イエメン国内では、ハディ暫定政権(スンニ派系。サウジ・UAEが支援)とフーシ派(シーア派系。イランが支援)が対立する内戦が6年以上続いている(読売3/27ほか)。 |