*カトリック教会の性的虐待に前教皇が謝罪

*カトリック教会の性的虐待に前教皇が謝罪

記事年月 2022年1月-3月
号数 94
媒体 国外
大分類 【B-7. 西ヨーロッパ】
国名 ドイツ
トピック
タイトル *カトリック教会の性的虐待に前教皇が謝罪
本文  1月20日、南部ミュンヘンのカトリック教会フライジング大司教区で聖職者らが長年に渡り子供の性的虐待を行っていた問題の調査報告書が公表された。報告書では、1947年から2019年までに少なくとも497人への虐待があり、被害者の60%は8~14歳で、大半が男子だとしている。前教皇ベネディクト16世が大司教として在任していた際にも性的虐待は続いており、告発も行われていたが対応が不適切だったとして、報告書は前教皇を批判している(中外2/4ほか)。
 これを受けて前教皇ベネディクト16世は2月8日の書簡で謝罪し、「性虐待の被害者の方々への私の共感は心の奥底まで深く、一つ一つの個別の事例について非常な悲しみを覚えています」と述べた(カトリック2/27ほか)。
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