*山折哲雄氏の「皇太子退位論」に反響

*山折哲雄氏の「皇太子退位論」に反響

記事年月 2013年1月-3月
号数 58
媒体 国内
大分類 【A-7.皇室】
国名 日本
トピック
記事タイトル *山折哲雄氏の「皇太子退位論」に反響
本文テキスト  宗教学者の山折哲雄・国際日本文化研究センター名誉教授が『新潮45』3月号に寄稿した「皇太子殿下、ご退位なさいませ」が各方面の反響を呼んだ。寄稿によると、皇室には宗教的・血縁的象徴を伝統的に継承してきた公的な家族像である「象徴家族」と戦後育まれた私的な家族像である「近代家族」という2種類の側面があり、現在の皇太子一家は「近代家族」に偏っていると指摘。このままでは均衡が図れなくなるため、皇太子殿下は秋篠宮殿下に譲位した方が良いと提言している。
 これに対して、研究者やジャーナリストなどから、皇室典範では皇太子位は自分の意志で退位することができないと定められているため、「荒唐無稽な暴論だ」などとする意見が出されている。一方で皇太子妃殿下の療養問題やそれに関連する公務の遂行能力低下を理由に山折氏の主張に賛意を示す意見もある。山折氏は自身の提言が反響を呼んでいることについて、「社会を安定させてきた象徴天皇制について、皇室典範の見直しを視野に総合的に考えること」が必要と、さらなる議論を呼びかけている(『新潮45』3月号、『週刊文春』3/7号、『週刊現代』3/9号、朝日・東京3/25)。
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