*「先端医療の生と死」 橳島氏が問題提起

*「先端医療の生と死」 橳島氏が問題提起

記事年月 2013年4月-6月
号数 59
媒体 専門紙
大分類 4月
国名 日本
トピック 仏教タイムス
記事タイトル *「先端医療の生と死」 橳島氏が問題提起
本文テキスト  橳島次郎・東京財団研究員によるコラム「先端医療の生と死」が始まった。一部を紹介する。まず臓器移植について。日本は親族の提供を原則とする生体移植が腎臓移植の85%以上、肝臓移植の90%以上を占めており、これほどの比率は他国にない。「脳死移植より生体移植が好まれるのは、身内を重んじる日本人の道徳意識によるものだろう」と指摘。そして「だが生体移植は無言の圧力や誘導、売買などの非倫理的行為を招きがちである」と問題点をあげる。また自殺者からの臓器提供は死因が公表されないため、その是非を問う議論が起こらない状況だという。「このように移植の供給源は拡大してきており、臓器を誰からもらっていいかが、あらためて問われる」(11日付、18日付)。iPS細胞研究推進については、「生命を操作する医学研究を批判する議論は、脳死論議に比べれば、あまり行われてこなかった」(25日付)。いずれも宗教者の見識を問い、求めている。
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