*教団でのジェンダー不平等再生産を批判
| 記事年月 | 2023年1月-3月 |
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| 号数 | 98 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 仏教タイムス |
| タイトル | *教団でのジェンダー不平等再生産を批判 |
| 本文 | 2022年12月24日、国際日本文化研究センターはシンポジウム「宗教とジェンダーの最前線」をオンラインで開催した。第2部の「教団とジェンダー平等」では宗教教団における女性教化の教説や組織運営を考察し、ジェンダー不平等を再生産する教団のあり方を批判的に論じた。 大谷大学の福島栄寿教授は真宗大谷派を事例に、女性の罪業を強調し、受動的な救済される立場とした近代の教説を紹介。「男女関係を弁える」という硬直化した規範意識を再生産することが寺院関係者も苦しめることになることを懸念した。次いで龍谷大学の猪瀬優理教授は「ジェンダー平等の実現と新宗教」と題し、創価学会を事例として「疑似家族的」な組織の在りようを指摘。男性を中心として女性が無償で組織の調整や世話を引き受けることを期待する構造が見えると分析し、ジェンダー平等に向かう社会の中での「家族の意味付け」を課題としてあげた。コメンテーターの井上順孝・国学院大学名誉教授は「儒教」の影響を考える必要性を指摘し、また宗派横断的・学際的な交流を推奨した(1/19)。 |