*先住民による祝日への反発と政府の対応

*先住民による祝日への反発と政府の対応

記事年月 2023年1月-3月
号数 98
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 オーストラリア
トピック
タイトル *先住民による祝日への反発と政府の対応
本文  1月26日、国民の祝日である「オーストラリア・デー」を迎えてシドニーで記念式典が行われたが、先住民アボリジニの人々は、同日は「侵略の日」であると反発し、日程変更などの見直しを求めている。企業などは祝日の柔軟な設定に動き始めており、26日以外の日に休暇をとっている(日経1/27)。
 2月13日、アルバニージー首相は経済的に厳しい状況にある先住民を支援するため4億2,400万豪ドル(約400億円)の格差是正策を講じると発表した。この日は、2008年にラッド首相(当時)が先住民に対する過去の同化政策について公式に謝罪してから15年の節目に当たる(日経2/14)。首相は3月23日に記者会見を開き、先住民の地位確立のための憲法改正案を発表した。改憲案は、①アボリジニとトレス海峡諸島民を「最初のオーストラリア人」と認めると明記、②先住民の代表機関「アボリジニとトレス海峡諸島民の声」を創設するの二本柱である。6月末までに連邦議会で関連法を制定した上で、2023年10~12月に改憲の是非を問う国民投票を実施する予定(赤旗3/24)。
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