*韓国「カルト宗教」のドキュメンタリーが波紋を呼ぶ

*韓国「カルト宗教」のドキュメンタリーが波紋を呼ぶ

記事年月 2023年1月-3月
号数 98
媒体 国外
大分類 【B-1. 東アジア・太平洋地域】
国名 韓国
トピック
タイトル *韓国「カルト宗教」のドキュメンタリーが波紋を呼ぶ
本文  3月3日にNetflixで配信が始まったドキュメンタリー番組『すべては神のために:裏切られた信仰』が韓国社会で話題となっている。同番組は全8回で、自らを神と呼び、韓国を揺るがした4人の宗教指導者、そして彼らをめぐる被害者の悲劇を冷徹で綿密な視線で追ったドキュメンタリー。第5~6回では宗教団体のアガドンサンと教主のキム・ギスンを取り扱った。アガドンサン側は3月13日、ソウル中央地裁にNetflix Koreaと番組を制作したMBCとプロデューサーを相手に放映禁止仮処分申請を提出した。教主のキム・ギスン側は番組が虚偽の内容を盛り込んでおり、人格を侵害していると主張し、配信を続ける場合、毎日1千万ウォン(約100万円)ずつ補償金を支払うことを要求した。同月20日、アガドンサンは法定代理人を通じて、放映禁止仮処分申請の一部取下書を提出したが、29日に同教団は再び放映禁止仮処分を申請した。番組の放映権はNetflixとNetflix Korea、Netflix Worldwide Entertainment LLC側にあるとして、追加で仮処分申請を提出した(時事ジャーナル3/13ほか)。
 同番組の配信については、アガドンサンより先にキリスト教福音宣教会(JMS)が番組配信前の2月24日に放映禁止仮処分申請を提起していた。第1~3回で取り上げられたJMSと教主の鄭明析(チョンミョンソク)もMBCを相手に放映禁止仮処分申請を提起したが、ソウル西部地方裁判所は3月2日に申請をすべて棄却した(KOREA WAVE 3/22)。
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