*新疆ウイグルでテロ続発
| 記事年月 | 2013年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 60 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 中国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *新疆ウイグルでテロ続発 |
| 本文テキスト | 4月以降、ウイグル人居住地区の十数ヶ所で警官とウイグル人が関わった暴力事件が発生している(琉球7/1)。6月26日、新疆ウイグル自治区ピチャン県でウイグル人グループが刃物で地元警察を襲撃、35人が死亡した。同28日には、ホータン地区にてモスクを閉鎖したことに対する抗議活動をしていたウイグル人に対し警察当局が発砲、10人以上が死傷した(毎日7/4ほか)。この日の夜、習近平国家主席は政治局会議を開き、一連の事件を「テロとの戦い」と位置づけ、治安維持のため武装警察の増員を命じた。政府当局はこれらの暴力事件の背景に外国テロ組織が関与していると主張するが、亡命ウイグル人によって組織される世界ウイグル会議は、事件のきっかけは現地治安当局の横暴だと主張している(産経7/2ほか)。 7月5日、2009年のウルムチ暴動から4年目を迎えた。それに際しウルムチ市内では6月29日から道路が封鎖され、武装警察が軍事演習を行うなど厳戒態勢が敷かれた(朝日7/4)。また北京南駅付近にある「陳情村(中国全土から中央政府へと直訴するために集まる場所)」では、ウイグル人の陳情者ら数十人が7月1日までに警察当局に拘束されたという(産経7/2)。公安当局はテロに関する情報提供者に対し、5~10万元(約80~160万円)の奨励金を与えるという懐柔策も講じたが、武力衝突は後を絶たない。8月20日、公安は「違法な宗教活動」をしているとしてカシュガル地区葉城県のウイグル人グループを急襲、ウイグル人15人を射殺した(毎日8/27)。また8月23日、同地区ポスカム県で警察がテロ訓練をしているとしてウイグル人と衝突、20人の死者をだしている(読売9/20)。 |