*カシミールで印パ衝突激化

*カシミールで印パ衝突激化

記事年月 2013年7月-9月
号数 60
媒体 国外
大分類 【B-3. 南アジア】
国名 インド
トピック
記事タイトル *カシミールで印パ衝突激化
本文テキスト  住民の約7割がイスラム教徒である北部ジャム・カシミール州では、領有権を争う印パの軍や警察、武装勢力、さらに住民を巻き込んだ争いが激化している。州都スリナガル郊外のラムバンでは7月18日、イスラム教徒のデモ隊数百人とインド軍が衝突、デモ隊員4人が死亡した。これに対し、同州のインドからの分離独立を求める複数の組織が抗議デモの決行を宣言。州政府は3日間の外出禁止令を出すなどして対処した(産経8/2)。7月27日には、実効支配線(停戦ライン)付近でパキスタン側から越境攻撃がありインド兵1人が負傷、28日にはソポレで警官が武装勢力に銃殺された(産経7/29)。
 実効支配線付近でインド軍は、8月2日までの5日間で11人の武装勢力メンバーを殺害(毎日8/3ほか)。6日、同地でパトロール中のインド兵5人が武装勢力により殺害され、12日にはインド側からの砲撃が民家に直撃、パキスタン側で住民1人が死亡した(朝日8/13ほか)。イスラム教のラマダン(断食月)明けを祝う「イードルフィトル」であった8月9日には、イスラム教徒がインド兵の死亡を称えたことでヒンドゥー教徒との争いに発展、冬季の州都であるジャムなど中心部にまで波及した暴動で計3人が死亡した(産経8/13)。9月26日には、ジャムで3人の襲撃犯が警察署などを攻撃、警官や市民計10人が死亡。「殉教者隊」と名乗るグループが犯行声明を出した(産経9/27ほか)。
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