人間禅

人間禅

詳細
データベース更新年
データベース更新年 2014年
名称 人間禅
読み仮名 にんげんぜん
略称・通称 人間禅道場
所在地 272-0827 千葉県市川市国府台6-1-16
URL http://www.ningenzen.jp/
外部問い合わせ先
住所 同上
電話番号 047-373-7572
FAX番号 047-373-7561
メールアドレス ningenzen@crest.ocn.ne.jp
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沿革(明治以降の記述が中心)
法人登記年 1953年
内容 明治の初頭、奥宮慥斎、山岡鉄舟・高橋泥舟等の先覚者が、鎌倉円覚寺官長蒼竜窟今北洪川禅師を拝請し僧籍を持たぬ一般の人々の禅会として「両忘会」を創設したのが始まりです。
大正期になり禅の歴史上初の僧籍を持たぬ者に法脈を伝える新しい修行の形「居士禅」の道として再興されました。
「人間禅」とは「人間形成の禅」という意味であります。
現在、白隠禅師より続く正しい法脈を嗣いだ13名の師家を中心に正法が挙揚され、全国16の支部と8つの禅会で本格的な修行が行われています。 
国内および国外の信者数
国内信者数 千人以下
国外信者数 100人以下
活動趣旨および目的
内容 『立教の主旨』
一、 人間禅は、自利(じり)利他(りた)の願(がん)輪(りん)を廻(めぐ)らして、本当の人生を味わいつつ、世界(せかい)楽土(らくど)を建設するのを目的とする。
一、 人間禅は、坐禅の修行によって、転迷(てんめい)開(かい)悟(ご)の実(じつ)を挙げ、仏祖の慧(え)命(みょう)を永遠に進展せしめる。
一、 人間禅は、正しく・楽しく・仲よく 人間味(にんげんみ)の豊かな人々の家庭である。
一、 人間禅は、禅 本来の面目(めんぼく)なる自由と平等とを尚(とおと)び、各自の人格を尊重する。
一、 人間禅は、神秘を語らず迷信を説(と)かず、堂々と如(にょ)是法(ぜほう)を挙揚(こよう)し、合掌して人間禅を宣布(せんぷ)する。
私たちの活動の目的は下記の四弘誓願に集約されています。
四弘誓願は、自利と利他が不二であることを開示し、ほんとうの人生を味わいつつ、世界楽士を建設することを目指す願です。
衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)
煩悩無尽誓願断(ぼんのうむじんせいがんだん)
法門無量誓願学(ほうもんむりょうせいがんがく)
仏道無上誓願成
禅とは; 
 禅は、2千年以上にわたり磨き上げ伝えられた、すばらしい「人間形成の道」です。禅は、学問でも、信仰でもありません。難行苦行の修行でもありません。坐禅によって心の中の雑念を洗い落とし、心を磨いていく正しい「行(ぎょう)」を重んじる修行法なのです。
道を求める方々へ:
 世界は今、高度の技術革新によって急ピッチで情報化・高齢化社会に向かって進んでいますが一般に、ややもすると価値観の多様化の中で、ものごとの本末始終が見失われがちです。私たちは、いまここで何よりもまず人間存在の原点に立ちかえり、人間として生きてはたらくことの基本が何であり、人間文化の本質が何であるか、また、人類の歴史は何処に向かって進むべきかについて静かに考えてみる必要はないでしょうか?

 私たちは、豊かな物質生活の中で、人間としての心を見失い、ものの大切さを忘れ、あるいは、エゴを中心に利益や娯楽を求めて、自分の命を支えてきた人々のお蔭を忘れ去ってはいないでしょうか?

 禅は、長い東洋文化の伝統の中で磨き上げられてきた、すばらしい人間形成の道です。禅は、特定の信仰・教義や、所依の経典をもたず、また、科学の原理に違背するようなものに心の支えを求めず、独立独歩の見性悟道の道を示し、世界に冠絶しています。

 禅は、人間がその心の本体を明らめ、自分の心を自分の手に取り戻し、一人一人のかけがえのない尊いいのちをかみしめ、正しく・楽しく・仲の良い世界の建設に向かって、誤りなき歩みを進めていくポスト・モダンの道といえます。そして、其の中には、仏々祖々が苦心して伝えてこられた珠玉の法財が秘められています。

求道の方々が、進んで人間禅の門を叩かれんことを心から望んでやみません。 合掌

年間の主な行事
内容 年2回の本部道場での人間禅全体の摂心会。
各支部禅会で年間3から6回の摂心会及び参禅会の開催。
詳しくは、下記URLより人間禅HPをご参照下さい。
http://www.ningenzen.jp/
宗教者の活動・布教・教化
内容 各自は毎日坐るとともに、家庭、職場、その他の活動の中で、活動に打ち込む(心をそこに集中する)行を通じて、自己を磨き上げていきます。その他に、所属する支部によって異なりますが、毎週の定例坐禅会、一泊静坐会や年に3回から6回の摂心会(1週間道場に寝泊りして静坐、参禅、作務に打ち込む会)及び3泊4日の参禅会があり、それに参画します。また、これも支部によって異なりますが、お茶、俳句、剣道等の同好会があり、それに参加します。坐禅の修行によって得た力をもとに、各自の力に応じて世のため人のために尽くす活動です。我々は専門僧侶ではなく、それぞれの職業を持った社会人ですから、それぞれの活動を通じての活動を行います。また、禅のすばらしさを他に伝え、心の救済を求めておられる方々に、禅を紹介する、定例坐禅会や摂心会に案内する等の活動を行っています。

以上の活動は、人間禅の会員すべてがそれぞれの力に応じて行っていることですが、現在下記のものが任命されています。

師家: 13名。宗門の事を挙揚します。摂心会にて学人を接得します

布教師: 104名。布教の任にあたります。法話を行なうことができます。

輔教師: 91名。布教師を補佐します。

支部長

総務

信者の家庭での日常的な信仰生活(儀礼・修行など)
内容 1日一炷香(45分の座禅)を基本として、毎日の生活に禅の力を生かして、三昧を身に着けて、正しく、楽しく、仲の良い生活を送っている。
信者の宗教施設での活動
信者の宗教施設での活動 摂心会
参禅会
参加・所属について
参加・所属の手続き 通常の例会や摂心会への参加については自由です。特に手続きはありません。しかし、自ら進んで我々とともに人間禅を支えて行こうという意思のある方には、入会という手続きを行っていただきます。
参加・所属の単位 通常の例会や摂心会への参加については自由です。特に手続きはありません。しかし、自ら進んで我々とともに人間禅を支えて行こうという意思のある方には、入会という手続きを行っていただきます。
他宗教との重複 できる
入会金の有無 不要
入会金額 NULL
会費の有無
会費額(年額) 入会金はありませんが、入会した場合には会費という形で経済的に人間禅を支えることになります。また、支部によって異なりますが、例会と摂心会に参加する場合には都度参加費が必要です。詳細は各支部のHPをご覧下さい。48000円+支部費  任意の醵金1口1万円以上
義務の有無
義務の内容 会費の納入と摂心会参加及び本部・支部行事参加
信者組織の有無
信者組織名 NULL
退会規定について
退会規定の有無
退会規定の内容 退会届けを提出
刳る者拒まず、去る者追わず。
教典およびそれに準ずるもの
内容 立教の主旨
上記以外特にありませんが、提唱の前に坐禅和讃を、提唱後に四弘誓願を唱えます。また、法会では、般若心経と観音経を唱えることがあります。
崇拝対象
内容 ありません.
当該宗教の刊行物および当該宗教の概要に関する刊行物
内容
著者 書名 出版社 発行年
立田英山 人間形成と禅
立田英山 新編碧巌集講話
立田英山 新編無門関提唱
立田英山 臨済録新講
立田英山 禅海一瀾抄講話
立田英山 十牛の図講話
立田英山 般若心経講話
立田英山 観音経講話
立田英山 数息観のすすめ(新装版)
立田英山 合掌の精神
立田英山 英訳数息観のすすめ
白田劫石 槐安国語鈔講話
白田劫石 続槐安国語鈔講話
白田劫石 続々槐安国語鈔講話
白田劫石 坐禅和讃新講
白田劫石 主心お婆々粉引歌講話
白田劫石 学道用心集講話
芳賀洞然 食前の文
芳賀洞然 茶禅一味
小川刀耕 剣と禅(平成20年改訂版)
内田昭夫 坐禅のすすめ
小野円照 勝鬘夫人の告白

1.お申込みは、ハガキ・電話・ファックス・メールで承ります。
2.送料は、お客様の負担となります。
3.お申し込み先・お問い合わせ先は、次のとおりです。

1,人間禅出版部

〒272-0827 千葉県市川市国府台6-1-16 人間禅本部道場内
電話:047-373-7572 FAX:047-373-7561

2,出版部配送係

1に連絡がつかない場合は、下記の配送係に直接ファッ
クスまたはメールでお申し込みください。

・271-0087 千葉県松戸市三矢小台4-8-3 大谷竜穏

・FAX:047-361-0887 E-メール:aotani■kki.biglobe.ne.jp(■を@に変えて送信下さい)。

当該宗教の定期刊行物
内容
タイトル 種別 刊行頻度 発行年
季刊4回/年

本部、支部、禅会、にご依頼いただければいつでも入手可能です。

映像・音声(入手可能なもの)
内容
タイトル 媒体 作成年
金峰庵光常老師の講演

人間禅HPをご参照下さい。

研究上の目的が明らかである場合の資料・情報の公開
公開可否
公開条件等 場合によって可能
社会活動
内容 禅フロンティア(時代にマッチしたテーマでの勉強会及び禅の実習)
女性部参禅会、茶道部参禅会、剣道部参禅会、俳句部参禅会、青年部参禅会、壮年部参禅会、関西心の教育。
他の団体(宗教の連合体・他宗教・NPO法人等)と行っている社会貢献活動
内容 NPO法人全日本大学開放推進機構との連携で、講師派遣
一般社団法人耕雲塾と連携して、講演会等の開催。
一般社団法人人間禅国際研修センターとの連携で、社員教育等。

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