*砂川政教分離裁判 最高裁で住民側敗訴
記事年月 | 2012年1月-3月 |
---|---|
号数 | 54 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 3月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *砂川政教分離裁判 最高裁で住民側敗訴 |
本文テキスト | 北海道の砂川政教分離訴訟の差し戻し上告審で最高裁第一小法廷は、2月16日に施設の撤去を求めた上告を棄却した。住民側敗訴となった札幌高裁の差し戻し控訴審判決が確定した[ラーク便り第49号16頁及び25頁参照]。原告側の弁護士は、「市の提案では会館敷地に最小範囲の土地を賃貸して新たな社殿の設置を認めることになり、これまでの外観以上に宗教施設が可視化される」「大法廷判断の逸脱」「砂川市と神社との癒着関係を正しく見ていない」と批判した。原告の谷内栄氏は「戦争体験のない裁判官には、戦前の神社と国民の不正常な関係に思いが至らなかったのか」と語った(キ10日付)。 |