*男が工場でテロ、遺体画像を過激派に送信
記事年月 | 2015年4月-6月 |
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号数 | 67 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
記事タイトル | *男が工場でテロ、遺体画像を過激派に送信 |
本文テキスト | 南東部リヨン郊外で6月26日、ガス工場に車が突入し爆発事故が起きた。工場の柵には切断された首が吊るされ、アラビア語の書かれた白と黒の旗が添えられた。逮捕された男(35)は北アフリカからの移民の子弟で、フランス生まれ。2006~2008年には過激派とつながりがある人物として、治安機関の監視対象となっていた。今回の事件では、遺体をスマートフォンで撮影し、シリアに滞在するフランス人宛に送信していたことが後日発覚した(読売・夕6/27ほか)。 本件については、当初、同日に発生したクウェートやチュニジアでのテロとともに、「イスラム国」による連続テロの可能性が示唆されていたが(毎日6/27ほか)、「イスラム国」の犯行声明は出ていない。被害者は男の勤務先の経営者で、事件前に口論していたとの情報もあり(読売・夕6/29)、一部メディアは、男は警察の取り調べに対し、宗教的動機を否定したと報じている(赤旗7/1)。 [→クウェート、チュニジア参照] |