*下鴨神社境内のマンション本格着工へ
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-1.神道】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *下鴨神社境内のマンション本格着工へ |
本文テキスト | 世界遺産・下鴨神社(京都市左京区)境内のマンション建設計画について、事業者であるJR西日本不動産開発が審査し、建築基準法など関連法令に違反していないことを1月6日付で確認したことが12日、明らかになった。同社は2月15日、境内での本格工事に着手した。これを受け、建設に反対する地域住民ら1106人が3月7日、京都市建築審査会に対して、1月6日付の建築確認は違法として取り消しを求める審査請求書を提出。マンション計画が建築基準法上の「1建築物1敷地」の原則や、敷地の接道義務に違反しているとした。また、マンションの建設予定地はバッファゾーン(緩衝地帯)に該当しており、ニレ科の樹木45本の伐採を可能としたことは風致地区条例に照らして違法であると主張している。さらに3月23日、地域住民ら126人は、京都市を相手に風致地区条例を争点としてマンション建設計画の取り消しを求め、京都地裁に提訴した(毎日・東京1/13、しんぶん赤旗3/8、3/24ほか)。 [→『ラーク便り』67号21頁参照] |