*サウジアラビアのシーア派指導者処刑に反発
記事年月 | 2016年1月-3月 |
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号数 | 70 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イラン |
トピック | |
記事タイトル | *サウジアラビアのシーア派指導者処刑に反発 |
本文テキスト | サウジアラビアでシーア派指導者ニムル師が処刑されたことを受けて、1月3日、最高指導者ハメネイ師が「サウジの政治家には神の報復が降りかかる」などと発言してサウジアラビアを非難した。首都テヘランでは抗議デモが起こり、群衆の一部がサウジアラビア大使館に投石したり、火炎瓶を投げたりして襲撃した。サウジアラビア大使館のある通りは、1月5日までにニムル師の名前を冠した名称に変更され、ハメネイ師の非難を引用したポスターが掲示されたという(毎日1/5ほか)。一方、ロウハニ大統領はサウジアラビアとの関係悪化を「交渉と外交」で解決すべきだと度々表明するなど、抑制的な態度を保った。ハメネイ師も大使館襲撃を「悪い行為」と批判し、当局は1月24日までに大使館襲撃に関わった約100人を拘束した(日経1/22ほか)。[→サウジアラビア参照] |