*菊地被告、全面無罪確定
記事年月 | 2017年10月-12月 |
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号数 | 77 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-5.新宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪) |
記事タイトル | *菊地被告、全面無罪確定 |
本文テキスト | オウム真理教による東京都庁爆発物事件で殺人幇助罪に問われていた元信者、菊地直子被告の全面無罪が確定した。東京高裁による2審の無罪判決を最高裁第1小法廷が支持、検察側の上告を棄却したかたち。決定は12月25日付で、5人の裁判官全員一致の意見。同小法廷は事件当時の菊地被告の認識が「教団幹部らが薬品を使って何らかの危険な化合物を製造し、何らかの活動をする」などの抽象的なものであったことを指摘。「殺人未遂ほう助の認識があったとする1審判決には論理の飛躍があり、不合理」であり、「無罪とした2審判決の結論は是認できる」とした。一連の事件で起訴された192人のうち、全面無罪が確定したのは2人目(読売・東京・夕12/27ほか)。 [→『ラーク便り』69号27頁参照] |