*ルーテルとカトリックが共催して宗教改革記念式典

*ルーテルとカトリックが共催して宗教改革記念式典

記事年月 2017年10月-12月
号数 77
媒体 専門紙
大分類 12月
国名 日本
トピック キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞
記事タイトル *ルーテルとカトリックが共催して宗教改革記念式典
本文テキスト  日本福音ルーテル教会(総会議長・立山忠浩牧師)と日本カトリック司教協議会(会長・高見三明大司教)は11月23日に長崎市のカテドラル浦上教会で、「平和を実現する人は幸い」をテーマに宗教改革500年を記念する式典を開き、全国から1300人が参加した。カトリック新聞の記事リードは<「被爆の地」浦上で、プロテスタント教会とカトリック教会が過去の分裂と対立を乗り越えて、交わりと平和に向けた絆を強めた>とある。説教で高見大司教は第二バチカン公会議(1962~65)の後に両教会間で進められてきた対話の実りなどについて説明し、立山牧師は両教会が共に記念できたのは「背を向け合うことをやめ、顔を向け合うことから始めた」からだと指摘した。シンポジウムでは、「エキュメニズム、わたしたちの祈り求める平和と共生の未来」(光延一郎・イエズス会司祭、ルーテル/ローマ・カトリック共同委員会委員)など3つの講演が行われた。また2016年10月にスウェーデンのルンド大聖堂で行われたルーテル・カトリックの宗教改革共同記念礼拝で発表された「共同声明」の抜粋が読み上げられた(キ25日付、カ3日付、ク24・31日付)。[→国内「キリスト教」参照
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