*政府と教会の関係がさらに悪化
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | ベネズエラ |
トピック | |
記事タイトル | *政府と教会の関係がさらに悪化 |
本文テキスト | マドゥロ政権とカトリック教会との関係がますます悪化してきている。1月14日に行われた聖母子像崇敬の行列の際に、ビクトル・バサベ司教とアントニオ・ロペス・カスティージョ大司教は政府の腐敗が経済危機をもたらしていると非難した。これに対し、マドゥロ大統領は2人を「司祭服を着た悪魔」と呼び、15日には両者をヘイトクライム(憎悪犯罪)で捜査するよう司法長官に命じた。ここで言及されたのは2017年11月に可決されたヘイトクライム法で、曖昧な表現で憎悪を伴うメッセージの流布を禁じているため、この法律を利用した政府による反対勢力の弾圧だという声が上がっている(カトリック2/11)。 [→『ラーク便り』74号58~59頁参照] |