*妙心寺派で峰尾節堂100回忌を営む
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 3月 |
国名 | 日本 |
トピック | 仏教タイムス |
記事タイトル | *妙心寺派で峰尾節堂100回忌を営む |
本文テキスト | 臨済宗妙心寺派は3月6日、大逆事件に連座し獄中で病死した宗門僧侶・峰尾節堂の100回忌法要を、節堂が住職だった眞如寺(和歌山県新宮市)で営んだ。河野太通前管長や栗原正雄宗務総長ら宗門関係者や遺族など約50人が参列した。同市内の墓前では、「平和人権の誓い」を記した石碑が建立された。当時の宗門は事件の判決に先立ち、峰尾に「擯斥」(僧籍剥奪)処分を下していたが、1996年にようやく処分取消・復権がなされていた。また、同派は8日付で、「百回忌を迎えるにあたって」の総長談話を発表し、「節堂師に対する懺悔の念」や「非戦平和の決意」を述べた(8日付。中外日報14日付に同類記事)。 [→国内「習俗・慰霊」参照] |