*劉暁波(リウシャオボー)氏の1周忌追悼行事
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
記事タイトル | *劉暁波(リウシャオポー)氏の1周忌追悼行事 |
本文テキスト | ノーベル平和賞受賞者で民主活動家、劉暁波氏が死去してから1周忌を迎えた。当局は国内での追悼活動を厳しく弾圧しているが、劉氏の遺体が火葬後、大連市沖で水葬されたため、支持者らは海岸や川辺など国内のあらゆる水辺を追悼場所としてきた。追悼の様子をSNSに投稿するなどして拘束された人たちは1年間で計20人以上に上るという。1周忌の7月13日、香港では集会が行われ、約500人が白いろうそくを手にして劉氏を追悼した。台北でも夕方、市役所前の広場で笑顔の劉氏をあしらったオブジェが披露され、劉氏の生前の映像が流された(読売7/14ほか)。劉氏の妻、劉霞(リウシア)氏は、8年に及ぶ中国での監禁状態が解かれ、7月10日にドイツへ出国した。劉霞氏が滞在するドイツの首都ベルリンの教会でも13日夕、劉氏を追悼する式典が開かれ、400人近い支援者らが参加した。劉霞氏は式典への出席を見送った(東京・夕7/14)。 [→『ラーク便り』76号36頁参照] |