＊地下教会司教が政府系教会に吸収
| 記事年月 | 2018年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 81 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 中国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊地下教会司教が政府系教会に吸収 |
| 本文テキスト | 中国ではバチカンとの司教任命権をめぐる対立から、福建省の閩東教区と広東省の汕頭教区で政府系司教と地下司教が共にトップの地位を主張し競合していた。しかし9月に暫定合意に達したことを受け、12月13日に北京の釣魚台国賓館で、閩東教区の司教を中国政府公認「中国天主教愛国会」に一本化する儀式が行われた。バチカンに忠誠を誓う2教区の地下教会の司教を降格・引退させ、政府系司教に譲る方式で、問題視されていた地下教会司教の処遇が初めて明確にされた。事実上地下教会が政府系教会に吸収されることとなった（朝日12/16ほか）。 ［→ラーク便り80号62頁参照］ |