*IS破壊の歴史遺産ヌーリ・モスク再建へ
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イラク |
トピック | |
記事タイトル | *IS破壊の歴史遺産ヌーリ・モスク再建へ |
本文テキスト | 「イスラム国(IS)」によって2017年6月に爆破されたイスラム教の礼拝所「ヌーリ・モスク」の再建が12月16日に開始され、着工式典が行われた。同モスクはISがイラク最大拠点としていた北部モスルの旧市街に位置する重要な歴史的建造物で、2014年にISの最高指導者バグダディ容疑者が自身を「カリフ」と主張し「国家樹立」宣言を行った象徴的な場所。共に爆破された隣接するミナレット(尖塔)はイラク紙幣のデザインにも使用されるほど有名だが、現在では根元部分を残すのみとなっている。再建期間は5年を見込み、歴史博物館が新たに建設される予定。政府はモスク再建を復興の象徴と位置づける(東京・夕12/17ほか)。 [→ラーク便り75号50頁参照] |