*牧師ら241人が天皇の代替わり行事への国費支出を違憲と提訴
記事年月 | 2019年1月-3月 |
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号数 | 82 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 1月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *牧師ら241人が天皇の代替わり行事への国費支出を違憲と提訴 |
本文テキスト | 2018年12月10日、天皇の代替わりに関する儀式が「国事行為」「皇室行事」とされ、国費(税金)が使用されるのは違憲であるとして、牧師ら241人が国を相手取り東京地裁に提訴した。原告は公金使用の差し止めと、1人あたり1万円の損害賠償を求めている。原告の1人である日本基督教団の堀江有里牧師は記者会見で、「簡単に国家神道と結びついてしまう有り様、大きなものに巻き込まれていく体質を自ら振り返りながら、この罪責の上に自分自身があることを忘れてはならないと思っている」と訴訟の意図を語った(ク6・13日付)。裁判所は本件を「差止訴訟」と「国賠訴訟」に分離し、「差止訴訟」部分については2月5日、口頭弁論を開かないまま却下した(キ2月21日付、ク3月3日付)。 [→82号37~38頁参照] |