*アッサム州でムスリムの「国民登録」漏れが発覚
記事年月 | 2019年7月-9月 |
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号数 | 84 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | インド |
トピック | |
記事タイトル | *アッサム州でムスリムの「国民登録」漏れが発覚 |
本文テキスト | 8月31日、北東部アッサム州で国民であることを証明する「国民登録簿」が発表された。その結果、同州の住民約3300万人のうち、バングラデシュからのムスリム移民を中心に約200万人が登録から漏れていたことが明らかとなった。登録漏れへの異議申し立てが認められなかった場合は、外国人として市民権を奪われ拘束されるおそれがある。「国民登録簿」の作成は、ヒンドゥー至上主義を掲げる与党・インド人民党(BJP)のモディ政権による不法移民対策の一環として行われているものの、インド国内でのイスラム教徒の影響力を排除する動きであるとして、国内外から批判の声があがっている(読売9/1ほか)。なお、2018年7月に公表された暫定版の名簿では約400万人が除外されていたが、書類の再提出などの結果、最終版の登録漏れは約200万人となった(毎日9/1)。 [→ラーク便り80号52頁参照] |