*浅草神社で「浅草廿日戎(はつかえびす)」初開催
記事年月 | 2020年1月-3月 |
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号数 | 86 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *浅草神社で「浅草廿日戎(はつかえびす)」初開催 |
本文 | 1月19日から20日にかけて、浅草神社で「浅草廿日戎」と銘打った催しが開かれた。縁起物の飾りの授与や、参拝者が「お金が身に付く」ようにと願ってマグロに賽銭を貼り付ける「招福まぐろ」などが行われた。招福まぐろはえびす神社の総本社・西宮神社(兵庫県西宮市)の「十日戎」で行われることで知られるが、関東では珍しい。浅草神社によれば、江戸時代は浅草寺境内に「西宮えびす」が祀られ、浅草一帯でもえびす信仰が盛んだった。しかし明治時代の神仏分離令で浅草神社境内に遷座し、さらに東京大空襲で社が焼失。今回の催しは、西宮神社から「関東でもえびす様信仰を広めてほしい」と打診され、「江戸時代の隆盛を、浅草の地で再興したい」との思いから企画されたという(東京・東京1/17、1/20ほか)。 [→『ラーク便り』82号12頁参照] |