*第二次大戦中、バチカンがカトリック系新聞社に圧力
記事年月 | 2021年4月-6月 |
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号数 | 91 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
トピック | |
タイトル | *第二次大戦中、バチカンがカトリック系新聞社に圧力 |
本文 | 共同通信社によれば、バチカンが第二次大戦中、米国と交戦中の日本を刺激しないようカトリック系新聞社に圧力をかけていたことが、3月27日までにわかった。バチカンは2020年3月2日、教皇ピウス12世関連の機密文書を公開したが、そこから明らかになった。バチカンでは戦時中、日米和平仲介を目指す動きがあったことは知られているが、バチカンが新聞社に圧力をかけた背景には、バチカンに対する日本当局の心証悪化を避け、終戦に向けた仲介を円滑に進める狙いがあったとみられている(キリスト4/11)。 [→『ラーク便り』86号54頁参照] |