*皇位継承問題、有識者会議が最終報告
記事年月 | 2021年10-12月 |
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号数 | 93 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-7.皇室】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
タイトル | *皇位継承問題、有識者会議が最終報告 |
本文 | 12月22日、安定的な皇位継承策などを議論する政府の有識者会議が最終報告書をまとめ、岸田文雄首相に提出した。最終報告書では、歴代の皇位は例外なく男系で継承されてきたと指摘し、天皇陛下から秋篠宮文仁さま、秋篠宮文仁さまから悠仁さままでの皇位継承の流れは「ゆるがせにしてはならない」ことが強調された。 悠仁さま以降の皇位継承に関しては、「具体的に議論するには機が熟しておらず、かえって皇位継承を不安定化させる」と議論を先送りしたものの、皇族数の確保が優先事項として提示された。具体策として、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する、皇族の養子縁組を可能とし皇統に属する男系男子を皇族とする、の2案を軸として検討が進められていく。上記2案で皇族数を確保できなかった場合は、皇統に属する男系の男子を法律により直接皇族とする案を検討すべきとした。政府の報告書で旧宮家など皇統に属する男系男子の皇籍復帰について言及したのは、今回が初めて(産経・東京12/23、東京・東京12/23ほか)。 [→『ラーク便り』91号32頁参照] |