*アラブ合同軍の創設決定
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | エジプト |
| トピック | |
| 記事タイトル | *アラブ合同軍の創設決定 |
| 本文テキスト | 3月29日、東部シャルムエルシェイクで開催されたアラブ連盟による定例首脳会議にて「アラブ合同軍」創設を定めた共同声明が発表された。合同軍の創設はシリア、リビアで勢力を拡大する「イスラム国」を念頭に、エジプトのシシ大統領が提唱したものだが、会議では「イスラム国」に加えてイエメン情勢も喫緊の問題として議論された。合同軍はアラブ連盟発足後、初めての試みで、参加の是非は各国に委ねられるという。イエメンのシーア派反政府勢力「フシ」に対し、エジプト、サウジアラビアなどのスンニ派各国は、空爆作戦を支持しているが、国内に多くのシーア派国民を有するイラクは声明採択を棄権。アラブ合同軍の運用をめぐってアラブ諸国のスンニ派とシーア派の宗派対立が鮮明となった(読売3/30ほか)。 [→イエメン参照] |