*内戦で飢餓の懸念深刻に
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 68 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イエメン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *内戦で飢餓の懸念深刻に |
| 本文テキスト | 7月28日、国連人権高等弁務官事務所は、3月26日以降のイエメン内戦で、民間人犠牲者が1895人にのぼることを明らかにした(東京7/29)。国連は7月1日にも、イエメンの人道危機状況を最悪の「レベル3」と宣言し、人道的停戦を呼びかけていた。国連によると、イエメン人口の8割強を占める約2100万人が何らかの人道支援を必要としている状態で、8月にも数百万人規模の飢餓が起こると警告した。すでに50万人以上の子供が深刻な栄養失調に陥っているという(毎日・夕8/24ほか)。イエメンではサウジ主導の空爆支援を受け、ハディ大統領が南部4州を掌握しているが、北部サヌアなどはシーア派の過激組織「フシ」の実効支配が続く。空爆や戦闘の影響で支援物資の搬入もままならない状況になっている(毎日8/13ほか)。 [→『ラーク便り』67号48頁参照] |