*お東紛争で最高裁判決、真宗大谷派が敗訴
| 記事年月 | 2015年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 69 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-2.仏教】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *お東紛争で最高裁判決、真宗大谷派が敗訴 |
| 本文テキスト | 真宗大谷派が対立する本願寺維持財団(現・本願寺文化興隆財団)に、財団の財産に関する定款変更の無効確認を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁は12月8日、変更を無効とした大阪高裁判決を破棄し、変更は有効だとした。大谷派が無効確認と同時に求めた土地売却代金200億円の返還についても、8日までに上告を退ける決定をしており、大谷派の敗訴が確定した。訴訟は大谷派をめぐって40年以上続く「お東紛争」と呼ばれる分裂騒動の一つ。大谷派の助成としていた財団の目的を、大谷派に限定しない活動ができるよう変更した定款の有効性が争点となっていた。大谷派の里雄康意宗務総長は判決を受け、「最後の教団問題という覚悟で取り組んだ。財団設立者の意思を無視した判決で残念だ」とした(京都・京都12/9ほか)。 [→『ラーク便り』54号18頁参照] |