*被災神社、再建資金集めに苦慮

*被災神社、再建資金集めに苦慮

記事年月 2016年7月-9月
号数 72
媒体 国内
大分類 【A-1.神道】
国名 日本
トピック
記事タイトル *被災神社、再建資金集めに苦慮
本文テキスト  震災や火災で社殿が損壊した神社が、再建資金集めの限界に直面している。宮城県女川町の白山神社は2011年の東日本大震災で社殿が全壊。政教分離のため行政の支援は受けられず、氏子制度も経済的な関係は希薄。氏子も被災した状況下では協力を頼みづらく、日本財団から1億1,850万円の資金提供を受けることでようやく再建の目途が立った。しかし宮城県内にはまだ再建の見通しの立たない神社も多い。2016年4月の熊本地震で被災した神社の多くも自力再建を強いられている。2015年11月の火災で焼失した青森県八戸市の蕪嶋(かぶしま)神社では、全国からの寄付金が半年で1億2,500万円も集まったが、保険金を合わせても再建までにはまだ約2億5千万円不足しているという(河北・仙台7/20)。
[→『ラーク便り』71号21頁参照
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