*アイヌ民族の遺骨が帰還
| 記事年月 | 2016年7月-9月 |
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| 号数 | 72 |
| 媒体 | 国内 |
| 大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *アイヌ民族の遺骨が帰還 |
| 本文テキスト | 全国の大学でアイヌ民族の遺骨が保管されたままになっている問題で、北海道大学は7月15日、浦河町から持ち出された遺骨12体を日高管内ゆかりのアイヌ民族有志の団体「コタンの会」に返還した。2016年3月に札幌地裁で成立した和解を受けての返還となる。北海道大学がアイヌ民族の遺骨を返還するのは15年ぶり。「コタンの会」の関係者は、遺骨が戻ったことを神に感謝するアイヌ伝統の儀式「カムイノミ」を行って、先祖の遺骨を歓迎した(北海道・札幌7/16ほか)。遺骨はコタン(集落)があった浦河町の杵臼墓地に再埋葬され、9月3日には浦河アイヌ協会が先祖供養祭の「イチャルパ」を行った(室蘭民報・室蘭9/3)。 [→『ラーク便り』70号25頁参照] |