*ウラジーミル大公の巨大像完成
記事年月 | 2016年10月-12月 |
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号数 | 73 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ロシア |
トピック | |
記事タイトル | *ウラジーミル大公の巨大像完成 |
本文テキスト | 988年にギリシャ正教を受容したキエフ・ルーシのウラジーミル大公の銅像がクレムリン近くに完成し、11月4日に政府主催の落成式が催行された。キエフは現在はウクライナ領であるが、プーチン大統領は「ロシア国家の精神的な基盤を築いた偉人」と強調。ロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教も演説に立ち、「ルーシに国境はない」とロシアとウクライナは一体であるとの認識を示した。大公が洗礼を受けたのがクリミア半島とされることも含め、近年の欧米諸国との対立の要因となっている2014年のクリミア半島のロシア編入を正当化する目的があるとみられる(毎日11/6)。 [→『ラーク便り』70号54頁参照] |