*イランからの「ハッジ」受け入れ発表
記事年月 | 2017年1月-3月 |
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号数 | 74 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | サウジアラビア |
トピック | |
記事タイトル | *イランからの「ハッジ」受け入れ発表 |
本文テキスト | 巡礼省は3月17日、2017年の同国イスラム教の聖地メッカへの大巡礼(ハッジ)に関して、イラン巡礼団の参加を受け入れると発表した。2015年のハッジでの事故やそれに続く両国の国交断絶などを受け、2016年はイラン側が自国民の参加中止を宣言していた。今回のハッジのため、両国は安全対策の強化などに関して合意したとされる。5月にロウハニ大統領が再選を目指す大統領選を控えるイランは国内巡礼者の不満噴出を避けたい一方で、「二聖地(メッカ・メディナ)の守護者」を誇るサウジアラビアは15年の事故に対するイランからの批判を抑えたいという両国の思惑が、今回の「雪解け」の背景にあるとみられる(日経3/30ほか)。 [→『ラーク便り』71号47頁参照] |