*京都仏教会が研究会で科研研究を批判
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 8月 |
国名 | 日本 |
トピック | 中外日報 |
記事タイトル | *京都仏教会が研究会で科研研究を批判 |
本文テキスト | 京都仏教会「宗教と社会研究実践センター」は8月4日、相国寺で「宗制・宗規とは何か?」をテーマに公開研究会を開いた。すでに問題視し議論を進めていた大石眞・京都大学名誉教授らの科研費研究「国法と宗教法人の自治規範との対立・調整」の申請書について、同センター主任研究員の櫻井圀郎・元東京基督教大学教授が、内容を詳細にチェックして53ヶ所の誤りや問題点を列挙し、「信教の自由や宗教法人法を理解していない研究だ」と批判した。出席者からは同研究の着想は天賦人権説を否定する自民党改憲案の立場と重なるといった指摘もあり、宗教者は何らかのかたちで明確な異議申し立てをすべきとの意見も提起された(22日付)。 [→『ラーク便り』77号16頁参照] |