*ロヒンギャ難民の移住計画が浮上
記事年月 | 2019年10月-12月 |
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号数 | 85 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | バングラデシュ |
トピック | |
タイトル | *ロヒンギャ難民の移住計画が浮上 |
本文 | 10月20日、ミャンマーからバングラデシュへと逃れて来た少数派イスラム教徒であるロヒンギャをめぐって、政府の難民担当官は、その内6~7千人がベンガル湾に浮かぶ無人島への移住計画に同意したとのことを明らかにした。担当官は具体的な移住時期などについては触れなかったものの、島での施設建設に関わる海軍幹部は、12月までに移住開始が可能と話している。ただしこの計画に対しては高潮などの危険があるといったことを理由に人権団体が反対している(東京10/22)。またバングラデシュのラハマン災害対策相は11月3日、報道機関に対して「今になっても国連が同意してくれない。どうなるかはっきりしない」と語るなど、計画の実現性などは不透明である(赤旗11/5)。 [→『ラーク便り』84号46頁参照] |