*米国による容認の追い風受け入植地拡大
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イスラエル |
| トピック | |
| タイトル | *米国による容認の追い風受け入植地拡大 |
| 本文 | 11月18日にトランプ米政権がイスラエルによるヨルダン川西岸地区へのユダヤ人の入植活動の容認を発表したことを受け、ネタニヤフ首相は「歴史的な誤りを正した」と歓迎する声明を発表した。イスラエルは1967年の第3次中東戦争の際に占領した同地に入植地の建設を推進し、現在では約120の入植地が建設され40万人を超えるユダヤ人が居住する(日経11/20ほか)。12月1日にはベネット国防相が西岸地区ヘブロン内部への入植地拡大計画の促進を関係当局に指示し、パレスチナ側の反発を招いている。約20万人のパレスチナ人が居住するヘブロンの中心部にはユダヤ教とイスラム教双方の聖地があり、その一部には約800人のユダヤ人が入植している。計画にはヘブロンのユダヤ人を倍増させることが盛り込まれている(毎日12/3)。 [→アメリカ参照] |