*アマゾンをテーマに特別シノドスを開催
| 記事年月 | 2019年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 85 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
| トピック | |
| タイトル | *アマゾンをテーマに特別シノドスを開催 |
| 本文 | 10月6~27日、アマゾンをテーマにした特別シノドス(世界代表司教会議)が開催された。アマゾン川流域の多様な先住民族の代表が、独自の民族衣装などを着用して出席し、環境破壊や鉱物資源の採掘による社会問題、土地問題などについて報告した。また会合では、司祭不足により稀にしか聖体の秘跡やゆるしの秘跡、病者の塗油にあずかれない人々のケアについても話し合われた。女性助祭の可能性について検討されたが、最終文書では、女性のカトリック共同体での主導的役割などが強調されるに留まり、「一般信徒の男女による新たな奉仕職の制定も含めて、福音宣教の新しい道を切り開いていかなければならない」と提言された。また、流域での独身司祭の必要性を強調しつつ、「終身助祭として実りある奉仕職を果たし、司祭職への適切な養成を受けていて、適正に構成され、安定した家庭を持っている」男性の司祭叙階の可能性について提言された(カトリック11/10ほか)。 [→ブラジル参照] |