*タリバンが米国との和平合意に署名
記事年月 | 2020年1月-3月 |
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号数 | 86 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | アフガニスタン |
トピック | |
タイトル | *タリバンが米国との和平合意に署名 |
本文 | 2月29日、アフガニスタンの旧支配勢力であるイスラム武装組織タリバンがカタールの首都ドーハにて、米国との和平合意に署名した。18年間にわたる戦争を終結させる合意として期待が高まるものの、今後、アメリカ軍の円滑な撤退やアフガニスタン政府とタリバンとの和解協議の進展に際しては難航が予想されるなど依然として状況は不透明である(読売3/1ほか)。なお、アフガニスタンでは、2019年9月に行われ2020年の2月18日に発表された大統領選挙の最終結果を受けて再選を決めたガニ大統領が3月9日に首都カブールで2期目の就任宣誓式に臨んだものの、選挙に不正があったとして次点だったアブドラ氏も同日に独自に就任式を開くなど国内の統治体制が混乱しており、タリバンとの和平交渉にあたっては同国の不安定な内政状況を懸念する声も上がっている(日経3/10ほか)。 [→『ラーク便り』85号52頁参照] |