*既婚男性の司祭任命に関する判断を見送り
| 記事年月 | 2020年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 86 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
| トピック | |
| タイトル | *既婚男性の司祭任命に関する判断を見送り |
| 本文 | 教皇庁は、2月12日に発表された使徒的勧告「ケリーダ・アマソニア」(スペイン語で「愛するアマゾン」という意味)のなかで、既婚男性の司祭任命を認めるかどうかの判断を見送った。カトリックの司祭には伝統的に独身義務が課せられてきたが、ブラジルやペルーを含むアマゾン地域で聖職者不足が深刻化していることなどを受け、近頃は既婚男性を司祭に任命することの是非が議論されていた。今回の判断見送りは、既婚男性の司祭任命に強く反対するカトリック内部の保守派に配慮したもの(読売2/13ほか)。 [→『ラーク便り』85号61頁参照] |