*大嘗宮の木材をバイオマス発電に再利用
記事年月 | 2020年1月-3月 |
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号数 | 86 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 1月 |
国名 | 日本 |
トピック | 神社新報 |
タイトル | *大嘗宮の木材をバイオマス発電に再利用 |
本文 | 2019年12月9日、宮内庁は皇居東御苑に建設した大嘗宮の解体後の木材について、一部を除きバイオマス発電の燃料に再利用すると発表した。バイオマスは生物由来の有機性資源。化石資源と異なり燃焼時に二酸化炭素の増減に影響を与えないため、再生可能な資源として注目を集めている。大嘗宮の木材には無乾燥の部材や釘穴・溝などがあり、住宅建材に適さないため、バイオマス発電に利用されることとなった。解体後の木材に関して、識者からは「聖性」の保持と解除という点から慎重に扱うべきとの意見も寄せられていた。平成度の大嘗祭後はお焚き上げがなされており、今回も一部に関して行う予定(1日付。3月9日付に解体材の焼却に関する記事)。 [→『ラーク便り』85号36頁参照] |