*ロヒンギャ流入から3年、コロナで帰還が遠退く現状

*ロヒンギャ流入から3年、コロナで帰還が遠退く現状

記事年月 2020年7月ー9月
号数 88
媒体 国外
大分類 【B-3. 南アジア】
国名 バングラデシュ
トピック
タイトル *ロヒンギャ流入から3年、コロナで帰還が遠退く現状
本文  ミャンマーで迫害された少数派イスラム教徒のロヒンギャが隣国であるバングラデシュに大規模な避難を始めてから8月25日で3年が経つ。早期の解決が望まれるものの、新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延により、ミャンマーへの帰還事業が難航している。また、約70万人の難民が暮らすバングラデシュでは、政府が今年4月に新型コロナ対策でキャンプを封鎖したことで、支援団体の出入りが減るなど、難民キャンプの生活環境の悪化が懸念される。加えて、同感染症の拡大防止などを理由としたマレーシアやタイなどの隣国におけるロヒンギャ難民の上陸が拒否されるケースも相次いでおり、ロヒンギャ難民を巡る問題は、新型コロナの感染拡大なども相まって、ますます複雑化している(東京8/24ほか)。
[→『ラーク便り』56号小特集①87号49頁参照
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